住 所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-10-15
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本多劇場の歴史
1982年11月3日に本多劇場は開場し、2017年11月に35周年を迎えました。
役者を志し、北海道から上京してきた本多一夫が実業家に転身し、得た財産で本多劇場は創設されました。下北沢に劇場を作ることを誰もが否定的に捉えていたほど、当時の下北沢は未開発の街でした。
本多一夫 / Honda Kazuo
1934年7月11日生まれ
北海道札幌市出身
本多劇場グループ代表
中劇場協議会 理事
社団法人日本劇団協議会 顧問
下北沢演劇祭 企画委員長
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1953年 北海道立伏見高等学校
(現 札幌啓北商業高校)卒業
同年 北海道放送(HBC)演劇研究所 入所

1955年、新東宝ニューフェイス第4期生として俳優デビュー。59年の新東宝倒産後、下北沢駅近くで一軒のバーを開店したところ、俳優の集まる店として評判を呼ぶ。以後、60数店の飲食店、ビル、マンション等を運営、実業家に転身。
しかし、演劇の世界への思いが強く、1980年に俳優養成所「本多スタジオ」を設立。翌81年には若手演劇人のための実験劇場として「ザ・スズナリホール」を開場。そして翌年1982年に念願の本多劇場を開場する。
その後、小劇場を次々と開場、本多劇場グループを形成し下北沢が「演劇の街」と称されるようになる。現在の直営劇場は、ザ・スズナリ(81年開場)、本多劇場(82年開場)、駅前劇場(84年)、OFF・OFFシアター(93年)、「劇」小劇場(97年)、小劇場楽園(07年)、シアター711(09年)、小劇場B1(14年)。
合わせて下北沢の8劇場のオーナーであり、自らも俳優として舞台に立っている。
【受賞歴】
1996年:スズナリ開場15周年記念『KAN-KAN』「読売演劇大賞優秀作品賞」
1997年:「第19回日本文化デザイン賞」
「世田谷区文化芸術功労賞」
2002年:「世田谷区制施行70周年特別文化功労賞」
2005年:「文化庁長官表彰」
2008年:「渡辺晋賞」
2018年:「第52回吉川英治文化賞」